それでは善き終末を

身近な出来事、ニュースから思ったこと考えたことをつれづれなるままに書いていくブログ

※画像は旭日旗を想起させるズワイガニです。本文とは関係ありません。
米中冷戦が本格化した中韓国海軍が自衛隊機に【火器管制用】レーダーを照射しましたね。
「トルコ軍機にそんなことしたら対艦ミサイルが飛んできて撃沈、さらに大使が拘束されて尋問されてる。日本も即座に攻撃すべきだった。」なんて声も聞かれます。

だがちょっと待って欲しい
一回だけなら『誤射』かもしれない

というわけでレーダーなんですけれども

軍艦についてるレーダーは3種類
・航海用
・探索用(対艦、対空)
・火器管制用

探索用は広範囲を照らして「お、あのへんになんかおるな?」というのを見るもの
広範囲を照らせる代わりに、あまりはっきり見えない。
ステルス○○が映らないのはこの探索用レーダー。

火器管制用は、見つけたものにピンポイントで照射して
「なんかおるな?」程度だったものの大きさや動く速さをはっきりさせて、その後どうするか判断するもの。
照射したら必ず撃つ!というわけではないけれど、
相手が何者かわかった後に通信するでもなく、当て続けたら相手が激怒しても仕方がない。
無言で懐中電灯を相手の顔に当て続けるようなもんですよ。

北朝鮮の遭難船のためにレーダーを稼働したのを日本が誤解」これが本当なら韓国海軍は相当頭が悪い。
しかし、私は韓国海軍を、いや、韓国人を信じたい。

おそらく、北朝鮮の遭難船は【探索用】レーダーに映らない『ステルス木造船』だったのだろう。
そのためやむおえず、解像度の高い【火器管制用】を使用して探さなくてはならなかったのだ。
しかも、そのステルス木造船は空を飛ぶこともできる。
だから、空にも照射しなくてはならなかった。
北朝鮮の遭難船のためにレーダーを稼働したのを日本が誤解」今こそ冷静な議論が求められる。

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