それでは善き終末を

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「飛ばねぇブタはただのブタだ」(意味不明)

千と千尋の を見てわかるとおり宮崎アニメにおいてブタは醜いものの象徴です

彼はブタになる前は空軍の戦闘機パイロットだったそうです。
きっと戦争で人間の醜さを見て人間でいることに嫌気がさしたのでしょう。
「ブタは醜い・・・しかし、ブタは戦争をしない。戦争をする人間はブタよりも醜いじゃないか・・・」
と考えてブタになったのでしょう。
ブタになることで「俺はお前ら醜い人間とは違う。特別な存在だ」と主張しているわけですね。
しかし、ブタになってみたら、やはり周りが醜くみえてしょうがない
「俺はお前らただのブタとは違う!特別な存在なんだ!」
と主張するために再び飛行機に乗り
「飛ばねぇブタはただのブタだ」
と言うに至った。
というのが私の考えです。

彼の問題点は「自分は特別である」という思い上がり。
結局彼は思い上がりを克服することなくブタになったため、
再び戦闘機に乗り空中戦を行うことになります。
しかもそれは戦争ではなく、私闘。まさに醜悪至極。

戦争から帰ってきた後、幼馴染のいるホテルでサービス業に従事し、思い上がった人間の醜さを見つめて成長の糧にすればよかったのではないか。と私は思います。
そうすればブタにもならず、再び戦闘機で戦争ごっこしなくてもよかったのに。