それでは善き終末を

身近な出来事、ニュースから思ったこと考えたことをつれづれなるままに書いていくブログ

ダライ・ラマ法王が来日中。永田町で講演をされたようです
近年は亡命先のインドでも中国系団体の圧力で講演会が中止に追い込まれたりしていますので、
今回かなり自由にお話されたのでしょう。

ダライ・ラマ14世に関するニュースをより理解するために、ちょっとパンチェン・ラマの話しますので、よかったら聞いていってください。

ラマというのは日本語で言うと菩薩になります
現世に転生した仏様です
チベットにはダライ・ラマのほかにパンチェン・ラマという仏の化身がいらっしゃいます。

パンチェン・ラマ10世中国共産党に拷問の末、1989年に殺害されました。
中国共産党パンチェン・ラマ10世に原稿を用意し、公開の場でダライ・ラマを批判し、共産党を賛美させようとしたのですが、パンチェン・ラマ10世は自由にしゃべり、ダライ・ラマを称えたためです。

伝統にのっとりパンチェン・ラマ11世が指名されましたが、中国共産党は11世に指名された少年を拉致し、別のパンチェン・ラマ11世を立てました。

中国共産党は拉致されたパンチェン・ラマ11世はその後、公式の場に姿を現すことはありません。

ダライ・ラマ14世が亡くなれば、15世が指名されることになりますが
次世代のダライ・ラマ15世は民主的に選ばれる可能性が高まっています。
これは次の天皇陛下を選挙で選ぶと言っているようなもので、チベットの文化的には異常事態です。

もう一人のラマ、パンチェン・ラマを踏まえて、
ダライ・ラマ法王の日本でのニュースを見るとより理解が深まるかと思います。

 

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