それでは善き終末を

身近な出来事、ニュースから思ったこと考えたことをつれづれなるままに書いていくブログ

昨夜、ネットでニュース読んでたら

”日本は外国人差別が激しい差別国家だ

大坂なおみ選手が硬直した日本の社会を変えるきっかけになってほしい”

みたいなこと書いてある記事を読んだんですよ。

ひどい記事ですよ。

 

相手を理解しようとすることを基本姿勢にして

共通点を見つけて大切にしていこう。

というのが差別をなくす方向の考え方だと、私は思ってます。

 

私の場合、共産党が大嫌いですが

「まぁ、あいつらも一応人間みたいだから人権だけは尊重してやるか…」

と同じ人間であるという共通点に焦点を当てて、破壊的な差別意識をコントロールしています。

 

「違いを理解し認め合っていきましょう」っていう人もいますけど、

できます?

 

僕は無理です。

例えば、「男を性の対象としてみている男」のことなんて理解できないですよ。

でも、その特殊な性癖を持つ男が「フレディマーキュリーのことが好き」って言えば

「俺も!」ってなりますよ。「ジョージマイケルも好き♡」って言えば「あ、俺も」ってなりますよ。

違いより共通点のほうが大切でしょ。

 

逆もまた真なり、というか逆に

「レッテル貼りして理解したつもりになって

違いを大切にして焦点をあてる」と

差別を助長する考えになると思うんですよ。

 

ゲイだってレッテル張って、違いにフォーカスすると差別を助長するはずですよ。

だから、「私はゲイです。違いを受け入れなさい」みたいな感じでデモやったりするのは、逆に問題を固定化させてしまうように私は思っています。

 

大坂選手に関しても、育った場所やお父さんの国籍に焦点をあてて差別と結び付け、

問題を作ろうとしている一部マスコミがあるようですが、

カツカレーが好きって共通点を提供してくれてるんだから、そこに「僕も!」「私も!」って乗っておけばいいと思うんですよ。

アスリートを政治や社会問題に巻き込むのはほんとやめてほしいですね。