それでは善き終末を

身近な出来事、ニュースから思ったこと考えたことをつれづれなるままに書いていくブログ

また横田基地で見た航空機の話なんですけど。
展示エリアから離れたところに輸送機C-130が並べられていました。
例のレッドサラマンダーを熊本に運んだのが自衛隊のC-130です。※画像は米軍機です

消防庁の特殊車両を自衛隊機が運んだわけですね。
もし菅直人政権だったら岡崎市からレッドサラマンダーが自走していたかもしれない(笑)

笑えない冗談はさておき
輸送手段なく特殊車両だけあっても充分力は発揮できない
レッドサラマンダーの走行距離は1リッターあたり1Kmです。
最高速度は時速50km。
誰かに運んでもらう必要があるんですね。
厳しい環境では圧倒的に強くても、普段はたいしたことないわけですよ。

オスプレイ(輸送機)かうのやめてレッドサラマンダー(特殊車両)買え」
という意見もありますが、輸送手段と特殊車両の交換を求めるのは見当違いです。

さらに金額を比較する声もありますが
航空機と車両の金額比較は雑談以上の価値はない
と私は思います。
ホンダジェット1機の値段で、フェラーリが何台買えるか
と話すようなものです。
面白い話題ですが、雑談以上の価値はありません。

それよりも考えるべきは
なぜレッドサラマンダーが自衛隊にないのか?
もしかするとレッドサラマンダーと同等の走破性をもち、軽量で輸送負担が少なく、安く安定して購入できる車両があるのではないか?
ということだと、私は思います。

その答えの一つが陸上自衛隊に配備されているトヨタメガクルーザー、通称:疾風です。
ちなみに1台700万円。

自衛隊の活躍を見せたくない大手マスコミは陸自の疾風ではなく消防庁のレッドサラマンダーの活躍ばかり見せますが、
疾風もそうとう活躍しているはずです。

「テレビばかり見ているとバカになる」とは言いませんが、
見せてくれるとこだけみるのではなく、いろいろ理解しながら意見は言わないといけないなぁ、特に否定的な意見を言う時は…

と、展示エリアから離れたところに並べられた輸送機C-130通称ハーキュリーズを見ながら思いました。

 

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