お祝いの花を敵意むき出しで渡すやつは0点!
新規オープンの店舗に配属されてから1週間。
ちょっとだけ店内が落ち着いてきた昨日。
「すみません。花屋です」
と30代半ばの緑のエプロンした女が店に入ってきた。
開店祝いの花を持っている。
その時、私は受付で接客中。
奥にいる手の空いているスタッフが対応するだろう
と思い、女に軽く会釈すると接客を続けた。
すると
「すみません!! 花屋です!!」
と女は敵意むき出しで私に向かって叫んだ。
ちょっとだけ嫌な気分になった私は接客を中断し
女から花と伝票を受け取った。
私は伝票の署名欄に『点』と書いて丸で囲むと
「ロ~ボコ~ン。0点!」と心の中で呟きながら女に渡した。
お祝いの花を敵意むき出しで運ぶやつは、
花屋として0点であります。
運んできたやつは0点ですが
花は100店でした。