お釈迦様は生まれてすぐに立ち上がり 「天上天下唯我独尊」とおっしゃった・・・
お釈迦様は生まれてすぐに立ち上がり
「天上天下唯我独尊」とおっしゃった・・・
っていう伝説があるじゃないですか。
こういう伝説を聞くと「だから宗教って嫌いなんだよ・・・」って人もいると思うんですよ。
でも
伝説ってその元ネタになった話ってあるって思うんですよ。
この本に天上天下・・・の元ネタが書いてあったんです。
こんな感じで。
菩提樹のもとで真理に目覚めたお釈迦様は、かつての修行仲間の元に向かいます。
この昔の仲間5人に教えを解いたのが『初転法輪』と言われる仏教、仏教徒の始まりになるのです。
この昔の仲間に会いに行く途中、お釈迦様はある修行者集団とすれ違います。
その中の1人の修行者がお釈迦様に尋ねます。
「あなたの先生はだれですか?」
真理に目覚め仏陀となっていたお釈迦様は
「私は真理に達したので、今の私には先生と呼ぶべき人はいません」
と答えたそうです。
この初転法輪の前にお釈迦さまが話したことが「天上天下唯我独尊」として伝わり、
さらに「真理に目覚めてから最初に人に語った言葉」から
「生まれてすぐに語った言葉」として伝わることになったようです。
元ネタを聞くと、なるほどそれなら受け入れられるって感じじゃないですか?