『依存症ビジネス』:ゲーム依存「早く飽きてほしい」から「依存症にしたい」へ
依存症に関する本です。
いろいろと怖い話が書いてありました。
中でも特に怖かったのが、ゲーム依存の話。
かつて、ゲーム会社はゲーム機やゲームソフトを売って稼いでいました。
そのため「早く飽きて次のゲームを買って欲しい」
それがゲーム会社の本音。
現在、オンラインゲームがメインの稼ぎのゲーム会社。
出来るだけ長期間ゲームやらせることで利用者から稼いでいます。
そのため「いつまでもゲームをしてほしい、依存するほどに」
というのが製作者の本音になりました。
この本のなかに、依存症に関する研究者がゲーム会社からコンサルティング契約を持ち
かけられる話が出てきます。
ゲームを作る側は意図的に依存するように作っているのですね。
ゲームに限らず、Facebook、LINEなど爆発的に普及するオンラインサービスは依存す
るよう設計されているのかもしれません。
そう考えるとLINE関連トラブルの異常さにも納得です。
「まぁ、そのうち飽きるだろう…」という考えは捨てないといけない、
依存し始めていると感じたら、
積極的に対策を立てないといけないのだと思いました。
依存のプロが依存させようとしているのだから・・