悪いことをしている自覚がないのは、問題の根が深い
ネズミ駆除に使われる薬剤「塩化ダイファシノン」が混入されていた問題。
塩化ダイファシノンは血液を固まりにくくする作用を持ち、喀血や、体内出血による頭
痛・吐き気・腹痛などの症状が現れる危険があるそうです。
ベトナム人が誰かを傷つけようと悪意をもって行ったと思います。
しかし、日本人に対する悪意はなかった。
と、私は思いたい。
きっと、中国に出荷するししゃもと間違えて、梱包してしまったのでしょう。
悪意と悪事に関しては、4通り。
1.悪意なく、悪事を働かない。
2.悪意あり、悪事を働かない。
3.悪意あり、悪事を働く
4.悪意なく、悪事を働く
ベトナムのししゃも問題は【3.悪意あり、悪事を働く】
中国の腐敗肉出荷の問題は【4.悪意なく、悪事を働く】
私は、「悪意が無い」「悪いことをしている自覚がない」 というのは、問題の根が深
く、改善が難しいと思っています。
中国の場合、問題の本質は腐敗肉でなく、腐敗した人と文化。
非常に根深い問題ですね。