安重根大韓義軍参謀中将
私の中途半端な親切
今日、仕事が休みでして
用があって出かけて15時ころ帰ってくると改札前でへたり込んでる男性(50代？)が見えたんですよ。
まじか…だれか何とかしろよ…
と思いながら歩いてるとだれも声を掛けないので私が一番近い人になっちゃった。
しょうがねぇな…と思って声掛けたら
・家はここから10分ほど
・精神科に行った帰りで薬の影響で時々こうなる
・救急車呼ばれて病院に戻ると自宅に帰るのが夜10時になる
・ドトールコーヒーでコーヒー飲んでしばらく休むと大丈夫
・ドトールまで連れて行ってくれ
というんですよ
ドトールコーヒーまで100数十メートル。
めんどくせぇな…と思った私は男性に
駅前のベンチまで連れてくからそこでやすんでいてくれ、
私がコーヒー買ってくるから
と提案しベンチまで連れてったんですよ。
男性はベンチに座ると
「ほんとうにありがとうございます」「声かけていただいてほんとたすかりました」と盛大に感謝の言葉を述べながら小銭入れから150円をだすと「これでアイスコーヒーSサイズを…」というんですよ。
私は150円を握りしめ
「ドトールのアイスコーヒーSサイズは220円だろ！」と思いつつ駅前交番に直行。
警官に事情を説明した後、自販機で140円のボトルコーヒーを買ってベンチに戻ると男性は警官2名とおしゃべり中。
救急車を呼ぼうとする警官と、必要ないという男性の会話が平行線のななか、私は開栓したボトルコーヒーと10円を男性に渡し、
「ではよろしくお願いします」と警官に頭を下げて帰宅しました。
